7/4(木)のSFYオンラインスクールは『臨床コミュニケーション⑦メディカルインタビュー』についてでした!受講して学んだこと、感じたことをまとめます!
メディカルインタビュー(医療面接)は、医療従事者と患者が「対等」な立場でコミュニケーションをとって、良好な人間関係をつくることで信頼関係をつくる手段。
患者が抱える問題や感情、背景を理解すること、「患者との良好な信頼関係を築くために重要な医療行為」で、相手の話を聴く姿勢=「傾聴」が重要とのことでした。
歯科衛生士は、患者を健康へ導くために歯科衛生アセスメント(情報収集)をします。
そのときに、「聴く」という行為が大切になります。
傾聴の基本姿勢として
・受容(無条件の肯定的関心)
・共感(共感的理解)
・純粋(自己一致)
日々臨床で思いますが、かなり高度なテクニックだと私は思っています。
◎受容は、善悪や好き嫌いを基準に判断しないで、常に肯定的な関心を持って相手の話を聞くこと
私たちは、医療従事者なので患者が間違った行為や発言をしていると、正したくなったり、呆れたりという行動をしてしまうときがあるかもしれませんが「相手の考えや気持ちを受け止め」「許容する」
そして、なぜその発言をするのか?行動をするのか?を深く考えて今後の会話や、指導、行動に移していくことが大切だと思いました。
◎共感は、相手の身になって(相手の立場になって)感情を理解すること
このときに、理解はするが「認める」「同調」をしてはいけない。
例)相手:辛かった、大変だった。だから、煙草を吸った。
自分:それはしょうがないですね。 はダメ×
(辛かった、大変だった状況への共感をする)
◎純粋は、患者との会話を傾聴しているときに、自分のさまざまな感情に気づき、それを受け止めること。自分を偽らずに、相手と会話できること。
自己不一致状態だと、人間関係がうまくいかないことがでてきます。
一番良いのが、自分(医療従事者)が自分自身に対して誠実であること
歯科衛生士の「傾聴」は、受容と共感が特に大切だということでした。
私は、歯科衛生士として患者を健康に導くために、自分の精神状態を整え、他者に関心や興味をもち、寄り添える状態にならなければいけないと思っています。
今回の「傾聴」ですが、ただ聴くということではなく、他者を理解し、関心や共感をし、そこから医療従事者としてこの人になにができるか?を考える、行為だと思いました。
明日からの臨床に活かしていき、精度を高めていきたいです。
次回は、7/11日(木)20:00~20:25 [DH食事指導]脂質異常症と対策レシピについてです!
▼25min Online School 入会はこちらから!▼
https://sfy-online-school.com/items/63a3c99d2cdd546ef96e9054
オンラインスクールの講義は、毎週(木)20:00~20:25です📖
一緒に25分で濃い学びをし、臨床に活かしていきましょう!
歯科衛生士 加藤あすか
https://www.instagram.com/asuka11101/